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すべての写真家にスタート地点がある。

米国カリフォルニア州・サンディエゴ写真美術館より凱旋
当館の収蔵作品展:「原点を、永遠に。」を9月25日(日)まで開催いたします。7,8月は無休。

 当館は1995年の開館以来「ヤング・ポートフォリオ」を通じて、35歳以下の若手写真家たちを支援するために
公募・コレクションを続けてまいりました。
その活動を通して当館のコレクションをあらためてふりかえったときに、
19世紀、20世紀の名作も、写真家が35歳になる以前に生まれていたことに気づきました。

 

 

 

青年期の作品の大切さ、そして輝きを世界中の人と共有したい。
そうした思いから「原点を、永遠に。」展を企画し、当館の全収蔵作品から35歳までに撮影された153点のみを厳選。

 

 

本展の展示 3部構成

第1部:写真史に残る巨匠たち

ロベール・ドアノー《兄弟》1934年
ⒸAtelier Robert Doisneau/Contact

 

W. ユージン・スミス《楽園への歩み》
1946年
Ⓒ2022 The Heirs of W. Eugene Smith/PPS

 

 

第2部:戦後の日本写真

森山大道《青森・三沢》1971年
ⒸDaido Moriyama Photo Foundation
                  

岩合光昭《海からの手紙:ヒゲペンギン》
1977-79年
ⒸMitukai Iwago

 

 

第3部:ヤング・ポートフォリオ

伊原美代子
《みさおとふくまる》2012年
ⒸMiyoko Ihara

 

 

 

アル・ラプコフスキー
《もっとレゴがほしい》2016年
ⒸAl Lapkovsky

 

本展は、2021年にコロナ禍を超えて
サンディエゴ写真美術館で開催した、
その「里帰り」展として、日本で
初公開いたします。

 

古今東西の写真家106人の“原点”、
表現の変遷、そして多様性を
どうぞお愉しみください。

 

 

展覧会の詳細は 現在の展示 を
ご覧ください。

https://www.kmopa.com/category/current

ツイッター https://www.twitter.com/kmopa
フェイスブック https://www.facebook.com/kmopa
インスタグラム https://www.instagram.com/kmopa2022/

 

速報! 2022年度ヤング・ポートフォリオ(YP)選考会を終えて

 
「ヤング・ポートフォリオ」は、世界の若手写真家を支援するために、35歳以下を対象に、当館が毎年一回公募を行い、現役の写真家による選考の後、優れた作品を購入・展示する文化支援活動です。
 

 

「2022年度ヤング・ポートフォリオ」(YP)では、応募料を初めて無料化し、募集方法を作品のデータに切り替えました。

その結果、世界51ヶ国、約500人より1万点を超える作品データを応募いただきました。
そして、一次審査を通過した約100人から清里に送付されたプリント作品3200点余の中から、当館が収蔵する作品を選考いたしました。
 

 

2022年度YP選考委員は、マグナムに所属し、ウクライナでの過酷な取材後にパリ経由で来日されたアントワン・ダガタ(仏)、第一回(1995年)ヤング・ポートフォリオの購入作家でもある野口里佳 、そして副館長の瀬戸正人。
 

 

3日間の厳正な選考の結果、20人を超える写真家の作品購入を決定いたしました。
応募総数、購入者と作品数は、後日公式発表いたします。*文中敬称略

7月31日 第三回高校生写真ワークショップ開催のお知らせ

 
7月31日(日)、写真家・瀬戸正人が、高校生の作品にアドバイスをします!

写真の未来を担う高校生に向けて、第3回ワークショップ(WS)を開催します。現役の写真家で後進の育成に尽力する瀬戸正人のユニークで刺激的な講評が、第1回、第2回WSに参加した高校生に大好評! もちろん初参加も歓迎です! ご予約をお待ちしております。
 

 

■■■高校生写真ワークショップ(全3回)■■■

  • 第3回 2022年7月31日(日)13:00~15:00

 講師: 瀬戸正人(写真家 / 当館副館長)

 会場: 清里フォトアートミュージアム

・参加費・入館ともに無料

・対象:高校1年生から3年生まで

・実施内容:各自USBに50枚~300枚の写真作品を保存し、当日ご持参ください。講評を行います。

・ご予約方法:1.お名前 2.高校名 3.ご連絡先を下記までメールください。
 宛先:info@kmopa.com
 清里フォトアートミュージアム 「高校生写真ワークショップ」係

・定員:先着30名

  • 来年の開催予定は随時発表いたします。

 

 

【主催・会場】清里フォトアートミュージアム
山梨県北杜市高根町清里3545-1222 
TEL:0551-48-5599 Mail:info@kmopa.com 公式HP:www.kmopa.com

交通のご案内
車:中央自動車道須玉I.C.または長坂I.C.より車で約20分
JR:中央本線小淵沢駅にて小海線乗り換え 清里駅下車、車で約10分
 
 

瀬戸正人(タイ/日本、1953-) 写真家、清里フォトアートミュージアム副館長

タイに生まれ、父の故郷福島県に移り住む。写真家として活動しながら、自らの発表の場として東京にギャラリー「Place M」を開設、後進の育成のためワークショップを多数行う。おもな受賞歴に日本写真協会新人賞、第21回木村伊兵衛写真賞、第37回写真の町東川賞国内作家賞。当館の公募「ヤング・ポートフォリオ」選考委員長。

清里フォトアートミュージアム(K・MoPA/ケイモパ、山梨県北杜市)は、ヤング・ポートフォリオ(YP)と題し、世界の35歳までの青年の作品を公募・購入・展示する文化活動を行っています。

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