12月, 2013 Toggle

参加者募集中!プラチナ・プリント・ワークショップ

当館が収蔵する歴史的なプラチナ・プリント作品を間近に見ながらの技法解説、そして大型カメラでの撮影から印画紙づくり、プリントの仕上げまで、すべてのプロセスをじっくりと体験いただけます。
2013年夏開催の「森ヲ思フ」展。同展に出品していただいた志鎌猛氏も、このワークショップを受講したことがプラチナ・プリント制作への第一歩でした。モノクロ現像が初めての方でも講師が丁寧に指導いたしますので、ぜひお気軽にご参加ください。

●プラチナ・プリント・ワークショップの流れ

作品鑑賞

本展をご覧いただきながら、講師の細江賢治先生より、プラチナ・プリントの歴史、技法についてのレクチャーを受けます。

撮影

館内のスタジオにて、大型カメラを使用し、参加者のポートレイトを撮影し、プラチナ・プリント用の4×5インチのネガを制作します。

繝輔z繝ゥ繝√リ繝輔z繝ェ繝ウ繝医・繝阪き繧 のコピー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ネガチェック

プラチナ・プリント印画紙の感度は低く、軟調であるため、ネガは通常より濃度の濃いネガを作ります。プラチナ・プリントに適したネガであるかどうかは、簡易濃度計を使ってチェックします。

 

感光剤の調合

シュウ酸第2鉄、パラジウム溶液、プラチナ溶液などを混合しますが、その比率を変えることにより、色調 やコントラストを調整することができます。スポイトでそれぞれの液を計り、良く混ぜます。プラチナ・プリントの制作は、暗黒である必要がなく、明るい(紫外線の入らない)部屋で作業をすることが可能です。

DSC_0245★ のコピー

 

 

 

 

 

 

 

感光液の塗布

印画紙となる支持紙は、水彩画用紙を使用します。感光液を塗布する  前に、紙をドライヤーで乾燥させます。調合した感光液をスポンジ製のハケですばやく塗布し、再びドライヤーで乾燥させます。

DSC_0249★ のコピー 2

 

 

 

 

 

 

 

露光(焼き付け)

プラチナ・プリントは、通常の白黒印画紙に比べて大変感度が低く、光源も紫外線を含むものに限られるため、引き伸ばし機による画像の引き伸ばしができません。ネガと印画紙をガラスにはさんで密着させ、太陽光、UV蛍光管など、紫外線を含む光源によって数分間露光させます。ワークショップでは、市販のUV蛍光管で露光します。

DSC_0254★ のコピーDSC_0258★ のコピー

 

 

 

 

 

 

 

現像・洗浄

露光後は直ちに現像します。クエン酸アンモニウムを含む現像液をかけ、現像します。その後、未露光の鉄塩(シュウ酸第2鉄)を洗い流すため、クエン酸の溶液にて洗浄します。

DSC_0306★ のコピー

 

 

 

 

 

 

 

水洗・乾燥

洗浄後、水洗促進剤などで処理し、流水で最終水洗を行います。更にスポンジなどで残った水分を吸い取り、乾燥させます。

DSC_0268 のコピー

 

 

 

 

 

 

 

仕上がりのチェック・作品講評

仕上がったプラチナ・プリントを講師が見て、感光液の混合比率や露光時間の変更など、アドバイスをいたします。

platinum_03

 

 

 

 

 

 

開催日時 次回は2017年11月11日(土)、12日(日)の2日間
講 師 細江賢治(写真家)
受講料 30,000円 ※友の会会員は27,000円(交通費、宿泊費は各自別途ご負担ください。)
お問い合せ先 ご予約または詳細のお問い合わせは下記まで
学芸員:田村泰男、綱 恭行 お問い合わせはこちら
TEL:0551-48-5598

 

ShutDown