5月, 2015 Toggle

YPOB中藤毅彦が、第24回林忠彦賞を受賞 その4

中藤氏の授賞式には、YPOB(YP購入者で、応募上限の35歳を超えた=卒業した写真家)の有元伸也も出席、会場で話すことができました。

有元「今回、中藤さんが受賞されたことに、自分も勇気をいただきました。橋口さんが祝辞でおっしゃったとおりです。スナップの先輩、後輩たちにとっても、評価の対象になったこと自体に大きな意味があると思っています。中藤さんとは、お互いに自他の作品を発表する拠点として自主ギャラリー運営しているという共通点もありますし、ストリート・スナップを地道につづけている仲間です。それから二人とも、ヤング・ポートフォリオ(YP)購入作家でもあり、清里ファミリーですね。(YPを)卒業したあとも、清里フォトアートミュージアムがずっと自分の作家活動を見守ってくれている、ということは何よりも嬉しいです。若い写真家たちにもYPの存在を教えたいですね。」

当館の「原点を、永遠に。」展にトーク出演中の有元伸也

当館の「原点を、永遠に。」展にトーク出演中の有元伸也

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

YPを卒業した“OB”が35歳を過ぎてから、写真家としてどのように活動し、どのような作品を発表しているのか、K・MoPAは常に注目しています。どうか自分のペースで、息の長い写真家活動を貫いてください。K・MoPAもその後押しをしたいと思います。

本日のお客様:ハンネ・ファン・デル・ワウデ

本日は、オランダのYP作家ハンネ・ファン・デル・ワウデが来館。作品を見て、「あ!」と思われる方も多いのでは?そう、昨年8月の「原点を、永遠に。」(会場:東京都写真美術館)展のフライヤーでメインイメージとして使用した赤毛の写真の作家です。作家も赤毛では?と思ってしまいそうですが、本人は違いました。ファン・デル・ワウデは、オランダで赤毛の人口が減っていることを知り、約3年をかけて赤毛の持ち主150人を撮影。(YP2009にて6点収蔵)そのシリーズを写真集にまとめました。その後、少しインスピレーションを失っていたところに、偶然出会った高齢の夫婦とその兄弟。彼らの撮影は5年にわたり、写真と動画の両方で続けられました。そのシリーズ”Emmy, Ben and Egbert”は、2013年度YPで8点収蔵しています。本年9月、”Emmy, Ben and Egbert”の写真集が出版されるのと同時に、アムステルダムの写真美術館Huis Marseilleにて展覧会が行われるとのこと。大変楽しみです。http://www.huismarseille.nl/en

選考委員の初期作品として展示中の細江英公《おとこと女》を見て、「写真に興味を持って、初めて買った写真集は細江英公だった」と。インスピレーションはいつ何処に潜んでいるか、わかりませんね。常に野性のカンを研ぎすませたいものです。

http://www.hannevanderwoude.nl

ハンネ・ファン・デル・ワウデと自身の作品”MC1R (Natural red hair) - Monica” (2007)

ハンネ・ファン・デル・ワウデと自身の作品”MC1R (Natural red hair) – Monica” (2007)

「写真はもっとおもしろがれる!」

YP作家・高橋宗正さんが、糸井重里主催「ほぼ日刊イトイ新聞」内にて、6名の写真家と対談します。テーマは「写真はもっとおもしろがれる!」。高橋さんは近年、3.11で被災した写真を洗浄する活動「Lost & Found Project」を行い、被災写真を世界各地で展示して来ました。
現在35歳の高橋さんは、今回の対談について「ぼくらの世代でもそろそろ自分たちで写真のことを盛り上げていきたいなあと考えているんです。」と。高橋さんの作品をYPにて収蔵したのはちょうど2000年。彼が20歳の時でした。あれから15年。何と頼もしい写真家に成長されたではありませんか!本音で語りあうトークには、「へぇ〜」や「そうそう」と思わずうなずける場面がありそうですよ。
本日がその第一回。ゲストは浅田政志さんです。今後の予定は、5/14(木)濱田祐史さん、5/18(月)山本昌男さん、5/20(水)大森克己さん、5/22(金)は伊丹豪さん、山内悠さん(YP作家)、最終回は5/24(日)高橋宗正さん。どうぞお楽しみに!
http://www.1101.com/munemasa_photo/2015-05-12.html

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