9月, 2016 Toggle

<プラチナ・プリント・ワークショップ終了しました!その②>

9/24-25で開催したワークショップに参加された皆様からいただいた感想を一部ご紹介いたします。「プラチナ・プリントを身近に感じてみたいと思って参加したが、こんなに魅力があったとは改めて感動」「ずっとあこがれていたので嬉しい。これから作品をどう撮るかを考えているところで、その勉強のために参加しました。」「楽しかった。難しいけど素晴らしい。」「作品鑑賞がすごく良い機会だった。これから何を作りたいかが見えてくる。」「初めてプラチナ・プリントを見たのは高校生の時。アービング・ペンの作品が、それまで見たことのない彫刻的な写真だったことと、その質感に驚いて。」実は、講師の細江賢治先生もプラチナ・プリントを始めたきっかけはアービング・ペンの作品だったそうです。作品の持つ“品格”に魅せられ、日本語の文献もない当時に、薬品の調合するところから始めたとのこと。近年、フィルム・カメラが再び静かな人気となっていますが、フィルムや印画紙が持つ視覚的な柔らかさや深み、プリントそのものの存在感に惹かれる方も増えてこられるのではないでしょうか。

参加者の皆様が喜んでくださると、スタッフもプラチナ・プリント・ワークショップを継続して行きたいと勇気が湧いてきます。ぜひ、ワークショップを通して、写真家の表現へのこだわりや高い技術、そして、あらゆる可能性を秘めた奥深い写真の世界をのぞいてみませんか?

20160925164105-000120160925164127-000120160925164138-000120160925164251-000120160925164300-0001%e4%bf%ae%e6%ad%a320160925164311-0001

大原治雄「ブラジルの光、家族の風景」展 掲載紙

いよいよ10月22日から、大原治雄「ブラジルの光、家族の風景」展開催いたします。

本展は、大原治雄の出身地・高知県、大原がブラジルに出航した兵庫県を巡回し当館が最終地となります。

下記は、写真評論家・竹内万里子氏の許可を得て転載します。

2016725日(月)付 四国新聞ほかに掲載 /共同通信社配信

%e5%9b%9b%e5%9b%bd%e6%96%b0%e8%81%9e

<プラチナ・プリント・ワークショップ終了しました!その①>

2日間にわたる恒例のプラチナ・プリントWS、昨日無事終了いたしました。ご参加くださいました6名の方々にはお疲れ様でございました。

感光剤を手塗りした印画紙を現像液に入れ、像が浮かび上がってくると「わあ、感激〜!」と思わず声があがります。しかもその像はご自身のポートレイトですので、そちらもかなり新鮮な体験ではないかと思います。

それもそのはず。1日目の冒頭では、プラチナ・プリント発明者のプリントから現代作品までを2時間たっぷりご覧になっていただき、その記憶の新たなうちに、ご自分の写真をプリントしているわけです。静かにクエン酸洗浄液を揺らしながら「100年前にもこうやっていたんですよね」と1世紀前の写真家へ思いを馳せる参加者も。

2枚のネガを、キャンソン・アルシュをはじめ、3種の洋紙と土佐白金紙(和紙)の計4枚にプリントしました。プラチナ・プリントの特徴である描写力を目の当たりにされたみなさんは、1枚2枚とプリントして行くうちに、「先ほどのプリントより服の質感が良く出ている」などとコメント。写真を見る目もみるみる変わって行くのがわかります。まさに「百聞は一見に如かず」ですね。(つづく)

当館所蔵のプラチナ・プリント発明者のプリントから現代の作品まで、約140年間を2時間で鑑賞。

当館所蔵のプラチナ・プリント発明者のプリントから現代の作品まで、約140年間を2時間たっぷり鑑賞します。

まずはネガを作るために講師の細江賢治先生が参加者を撮影します。大型カメラで撮影してもらうのも特別な機会ですね。

まずはネガを作るために講師の細江賢治先生が参加者を撮影します。大型カメラで撮影してもらうのも特別な機会ですね。

普通のカメラを向けられるよりもなぜか大型カメラの方が緊張しないのです。

普通のカメラを向けられるよりもなぜか大型カメラの方が緊張しないのです。

緊張の一瞬。紙が感光剤を吸い込まないうちに、素早くスポンジ・ハケを動かして塗ります。

緊張の一瞬。紙が感光剤を吸い込まないうちに、素早くスポンジのハケを動かして塗ります。

ムラなく上手く塗れました!

ムラなく上手く塗れました!

紫外線で露光します。

紫外線で露光します。

現像液を流し込むと、すぐに像が現れます。

現像液を流し込むと、すぐに像が現れます。

プリントを見せ合って。

プリントを見せ合って。

なかなかの出来映えに、見入ってしまいますね。

なかなかの出来映えに、見入ってしまいますね。

ShutDown