12月, 2016 Toggle

<K・MoPA開館10周年記念展「WWII – 日本の敗戦:キャパ、スミス、スウォープ、三木淳の写真」>

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K・MoPAでは、戦後60年にあたる2005年「WWII – 日本の敗戦」展を開催しました。当館の収蔵作品から、4人の写真家:ロバート・キャパのヨーロッパ、W. ユージン・スミスの太平洋戦線、ジョン・スォープの日本、三木淳のシベリア引揚者の記録を展示いたしました。なかでも、未発表の写真として注目されたのは、ジョン・スウォープ(1908-1979)の1945年8月28日から9月20日までの間の写真でした。
 ジョン・スウォープは、ハリウッドで活躍していた写真家で、妻は女優のドロシー・マグワイア。8/28に相模湾に到着し、品川、浜松、名古屋、釜石を訪れ、捕虜の解放と、日本人の生活ぶりを、写真とエッセイに残したのです。「鬼畜米英」と叩き込まれていた日本人が、初めて目にする占領軍の写真家を、屈託のない笑顔でもてなす姿は、新鮮な驚きでした。スウォープは、占領下ではあれ、戦時中の緊張から解かれた人々が、ようやく日常を取り戻せる希望とエネルギー溢れる表情をとらえたのです。
 K・MoPAでは、展覧会終了後も、たびたび出版社等からスウォープ作品の掲載希望を受け、その都度、写真家であり著作権者である息子のマーク・スウォープと連絡を取っていました。そのマークが、先日63歳で他界したと、夫人から連絡が入りました。マークは常に作品の使用を快諾してくれましたが、彼の最後のメールには、「この名誉は、すべて父、家族、そして私のものです。でも、本当の名誉は、皆様がジョンの写真に癒しを見いだすことができ、そして、醜い戦時下においても平和が存在することを写真から学べるように使用されること、そのためにあなた方をサポートしたいと思っています。」と書かれていました。K・MoPA にとって、マークは大切な方でした。心からご冥福をお祈りいたします。

「2016年度ヤング・ポートフォリオ」展 報道資料

2017年3月18日より開催の「2016年度ヤング・ポートフォリオ」展の報道資料はこちらからダウンロードできます。

「2016年度ヤング・ポートフォリオ」 Press Release (3.0MB)

<今年も米・コンテストCritical Massの審査が終了>

みなさま、いつも当館のウェブサイトをご覧くださり、ありがとうございます。学芸員・山地です。毎年200人の作品を審査させていただいておりますアメリカの非営利団体Photo LucidaのコンテストCritical Mass。今年もトップ50が発表となりましたのでぜひご覧ください。この中から個展、レジデンシー、写真集などの各賞が決定されます。

ちなみに当館の「ヤング・ポートフォリオ」は、来年1月初旬に2017年度募集要項を当館ウェブサイト上に発表いたします。そして、2016年度の収蔵作品の展覧会を3月18日からスタートというスケジュールで準備中です。応募をご検討中のみなさまも、ぜひ早めにご準備を!2017年度選考委員は、クー・ボンチャン氏(韓国)、上田義彦氏、そして館長の細江英公です。
https://www.photolucida.org/critical-mass/top-50/

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