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●若い写真家の方へ 3  「ヤング・ポートフォリオ(YP)選考委員の本音」

「数限りない審査に立ち会ったけど、こんなに疲れたことはない。でもそれは、映画でもそうだけど、優れたもの、良いものを見たあとの心地良さというのかな。(選考を)やって良かったと思っています」(2001年度YP選考委員・東松照明)
今は亡き東松照明氏が、二日間でおよそ6000枚の写真を真剣に選考された後の本音です。YPは、選考委員も疲れるのですね。

一方、選考中の楽しみを語ってくださった方も。「YPで若い人の写真をを見ていると、次第に、この作者はどんな人なんだろうって、撮った作家への興味に変わっていくんです。普段はあまり、そういう見方や考えは出てこないですよ」(2009年度YP選考委員・須田一政)

1995年の第一回YPで選考委員を務められて以来、20年ぶりに応募作品に目を通された森山大道氏がふと発したのは、「瞬間的だけど、結構嫉妬する。ここまでやるんだおまえら、というね。」(1995、2014、2015年度選考委員・森山大道)
20年の間にYP応募者は世界中に広がり、驚くべき進化を遂げたことを物語る一言でした。
4に続く

2014年度ヤング・ポートフォリオ選考会で作品を審査する森山大道氏 撮影:細江賢治

2014年度ヤング・ポートフォリオの選考会で応募作品を 審査する森山大道氏
撮影:細江賢治

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