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<マグナム・フォト東京支社代表、久保田博二氏ご来館>

開催中の「未来への遺産:写真報道の理念に捧ぐ」展のベースとなった1967年の“The Concerned Photographer”展。同展が翌1968年東京へ巡回した際に奔走したのが20代の久保田博二さんでした。本日、約50年ぶりにこれらの作品と再会。久保田さんが、アンドレ・ケルテスの作品の中で最も好きな写真の一枚《モンドリアンの部屋》の前で。久保田さんは、ケルテスが1968年来日した時に知り合い、生涯にわたり深い親交を持っていたそうです。

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展示中のプリントについては、「(それぞれの作品の意味や写真家の個性が)“わかっている人”が焼いていますね。」と、ヴィンテージとして素晴らしいプリントであることにも驚かれていました。

見終わってから、「いい写真はタイムレス、時代を超えるんですね。」と、感慨深げに。ちょうど居合わせた新聞記者の方に、感想を尋ねられ「(展覧会タイトルの)写真報道っていうところにまず『おっ』と思いました。いわゆる報道写真じゃない。もっと何か広く深い意味合いがある。写真について学んでいる人、考えている人にぜひ見ていただきたい。」また、遺産というタイトルについては、「遺産で良いんじゃないですか。細江英公さんが館長をしているK・MoPAにコレクションされ、展示されることに意義があると思います。20周年としてふさわしい。なぜなら過去20年の展覧会やK・MoPAが築いてきた伝統に合っているから。」と大きなエールをいただきました。

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ちなみに久保田さんご自身も、1960年代から50年にわたる仕事をカバーした500ページにわたる写真集がAperture社から出版されたばかり。(ご自身の手にお持ちです)この秋にはニューヨークにて展覧会も開催されます。この写真集を見ながら、また撮影アイデアがふつふつと湧いて来たとか。今後のご活躍が楽しみです。

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