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収蔵作品より:
骨のない魚、音のない風、
闇のない物語
From the Collection:
Boneless Fish,Soundless Wind,
A Story Without Darkness

収蔵作品より:骨のない魚、音のない風、闇のない物語

会 期 :2001年4月28日(土)〜7月15日(日)
休館日:5月15日(火)〜17日(木)
6月12日(火)〜13日(水)
毎週火曜日
 ※5月1日は開館

清里フォトアートミュージアムは、三つの基本理念〈生命あるものへの共感〉〈永遠のプラチナ・プリント〉〈若い力の写真:ヤング・ポートフォリオ〉に基づいて、1995年の開館以来、優れた写真作品の収集をすすめて来ました。本展では、約4500点の収蔵作品より、プラチナ・プリント作品、またヤング・ポートフォリオにて収蔵した若い写真家の作品、そして未公開のものを含めた作品約200点を展示いたします。

エメット・ガーウィン「ナンシー、バージニア州ダンビル」1969年
Emmet GOWIN, Nancy, Danville, Virginia, 1969

[禁無断転載]

あなたにとって写真とは?あなたは写真から何を感じますか─。すべての人がユニークな存在であり、決して同じ文章が書かれることがないように、それぞれの写真家の視点、創造性は異なり、多くの可能性の中から選ばれた技法によって映像化されたイメージはまさにユニークなものです。

ジェリー・N.ユルズマン「無題」1972年
Jerry N. UELSMANN, Untitled, 1972

[禁無断転載]

写真は「記録」と「表現」という二つの極の間を自由に往来しつつ、個々の写真家にとっての“抜き差しならない時間”を映像に留める行為そのものなのです。
 一方で、写真の見方もさまざまです。例えば、写されたイメージからあなたは何を感じるのでしょうか。

ウイリアム・クライン「東京」1961年
William KLEIN, Tokyo, 1961年

[禁無断転載]

風の音が聞こえますか?隠された闇を見ますか?それとも深い水底に潜む魚の気配を感じますか─?驚きや恐れ、悦びの感情を抱く、あるいはイメージの向こう側に想いを馳せ、写真家の世界観を共有することも、またあなた自身の記憶が掘り起こされることもあるでしょう。「物語」の続きは、あなた自身のなかに生まれるかもしれません。

クラレンス・ジョン・ラフリン「死欲の幻想」1954年
Clarence John LAUGHLIN, A Vision of Dead Desire, 1954

[禁無断転載]

写真家と被写体の親密な空気に魅せられたり、あるいは見たことのない風景に誘われたり─、写真をとおして見る世界に、日常性と非日常性の狭間を漂うような不安定な感覚をこわく呼び覚まされることが、視覚芸術の中でも写真の持つ蠱惑(こわく)的な部分でもあり、独特の豊かさなのだともいえるのでしょう。

ヘラルド・モンティエル・クリント「夢想をむさぼる(ザ・ドリーム・シリーズ)」1997年
Gerardo MONTIEL KLINT, DEVORADOR DE QUIMERAS(THE DREAM SERIES), 1997

[禁無断転載]

主な出品作家

マヌエル・アルバレス・ブラヴォ エレン・ブルックス ウィン・バロック
リンダ・コナー ジョン・ディヴォラ エリオット・アーウィット
ロバート・フランク エメット・ガーウィン ユーサフ・カーシュ
川田喜久治 アンドレ・ケルテス ウイリアム・クライン
石元泰博 クラレンス・ジョン・ラフリン 森山大道
デュエイン・マイケルズ パトリック・ナガタニ 内藤正敏
トニー・レイ=ジョーンズ アーロン・シスキンド 立木義浩
東松照明 エドワード・ウエストン ジェリー・N.ユルズマン

1995〜1999年度ヤング・ポートフォリオ購入作品より

相原 玄 ダンノ カズユキ 李 満宰(E Man-Jae)
遠藤 功 堀越裕美 飯島 愛
垣本泰美 小林良造 小林達実
パトリシア・マルティン 増永泰幸 ヘラルド・モンティエル・クリント
村松義久 長井浩太郎 尾形幸則
岡本真菜子 大栗 恵 須磨尚生
八木沼 恵 矢島慎一 山本 学
安村 崇

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