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2002年 第八回
ヤング・ポートフォリオ

Young Portfolio Acquisitions 2002


2002年度ヤング・ポートフォリオ展

選考委員 田沼武能、桑原史成
細江英公(館長)
作品募集
期間
2002年5月1日〜31日
応募者総数 581名
応募総点数 1521点(6228枚)
購入者数 121名
購入点数 142点(303枚)
展覧会 2003年1月25日(土)
  〜4月20日(日)
展示作品数 約300点
 ヴィクトル・コーエン
「Damsel No.15, from the series
“Damsels in Armor”」2002年
Viktor KOEN

[開催趣旨]

2002年度 ヤング・ポートフォリオには、世界39カ国より581名の1521作品(6228枚)の応募がありました。

 ヴォイチェフ・V.スラ−マ
「Interpreter」2001年

Vojtech V. SLAMA

2002年度選考委員、
田沼武能氏、桑原史成氏、細江英公(館長)による選考の結果、121名による142作品(303枚)を収蔵作品として購入いたしました。本展では、約300点を展示いたします。

秋山 淳
「テンノウジ」2002年

AKIYAMA Jun

「写真で、いったい何ができるとぉ」。 報道写真家を目指し、水俣病の撮影に挑んだ23歳の桑原史成が、現場で医師から投げかけられた問いでした。また、20代で独立し、多忙を極めていた田沼武能に、師匠の木村伊兵衛は「自分の写真を撮らないとチューインガムのように捨てられるよ」と。やがてそれぞれが「自分の写真」を求めて疾走を始めます。

 大石めぐみ
おいらく
「老楽」2002年

OISHI Megumi

「写真を撮る」  ことを通して、周囲を視覚的に再構築しながら自己を取り巻く世界を見つめる、あるいは自己を解体しながら確かな部分を探り、読み取ろうとする。実験や発見を繰り返し、やがて従来の写真の視野をより開示する世界を形づくっていくことに繋がっていくのでしょう。

 林 知遠
「people power」2000年

IM Ji-won

2002年度ヤング・ポートフォリオ  に特徴的に見られたのは、デジタル・イメージの応募がさらに増えたことです。技術がより生活に密着していく中で、デジタルによって初めて定着される未知の世界を強く求める、意欲的な試みが多く見られます。デジタルによる映像表現の領域の拡がりは、新たな「冒険」の始まりを予感させています。記憶や想起を記録する写真 ―それを支える特性の異なった技術。デジタルとアナログの混在する多様な写真群の中に見る、脈打つエネルギーの存在を確かに感じていただけることでしょう。

 イヴォンヌ・ヴェネガス
「Normita in the bathroom」2001年
Yvonne VENEGAS

図録はオンラインショップにて販売中

2002年度購入作家名一覧

購入作家名一覧 (PDFファイル)
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