テジョン国際写真フェスティバル2026
清里フォトアートミュージアム(KMoPA)は、2026年9月、韓国・大田(テジョン)で開催された「テジョン国際写真フェスティバル」に参加しました。
当館とテジョン国際写真フェスティバルは、
写真文化の発展と若手写真家の育成、国際的な交流を目的として連携を進めています。
今回のフェスティバルでは、KMoPAが長年継続してきた「ヤング・ポートフォリオ(Young Portfolio)」の収蔵作家を紹介する展覧会を開催したほか、写真家や写真関係者による交流、トークプログラムなどを通じて、日韓の写真文化をつなぐさまざまな取り組みが行われました。
ヤング・ポートフォリオ収蔵作品を韓国で紹介
フェスティバルでは、当館のヤング・ポートフォリオ収蔵作家から選出した7名の作品を紹介する展覧会が開催されました。
国や地域、文化的背景の異なる写真家たちが、それぞれの視点から現代の社会や風景、人々の営みと向き合った作品が、テジョンの会場に並びました。
KMoPAが収蔵する作品が海外で紹介され、新たな場所で多くの方々の目に触れることは、若い写真家たちの表現をより広く発信するとともに、写真を通じた新たな交流へとつながる機会となりました。

清里フォトアートミュージアム ポートフォリオ・レビュー展
今回のフェスティバルに先立ち、2026年5月30日・31日には、大田国際写真フェスティバルとの協働による「清里フォトアートミュージアム ポートフォリオ・レビュー」を大田で開催しました。
レビューでは、韓国・日本の作家が自身のポートフォリオ・プリント等を持参し、館長 瀬戸正人と作品について対話しました。作品そのものだけでなく、制作の背景やテーマ、今後の活動についても意見を交わす機会となりました。
ポートフォリオ・レビュー参加作家17名の作品が展示されました。
写真を通じた日韓交流
9月12日には、フェスティバルの開幕にあわせ、日本と韓国の写真家や写真関係者が参加する交流プログラムが行われました。
参加者はそれぞれの作品や活動について紹介し、写真表現や制作環境について意見を交わしました。
作品を囲みながら直接言葉を交わすことで、互いの活動や考え方を知り、新たな交流が生まれる時間となりました。
翌13日には、「写真表現の現在と未来」をテーマとしたトークプログラムが開催し、当館館長の瀬戸正人と写真家の梁丞佑(ヤン・スンウー)氏が登壇。
参加者との対話を交えながら、現代の写真表現やこれからの写真の可能性について意見を交わしました。

今回の大田国際写真フェスティバルへの参加を通じて、作品の展示だけでなく、写真家や写真関係者が直接出会い、互いの活動や考えを共有する貴重な機会となりました。
KMoPAは今後も、写真を通じた国内外との交流を深めながら、若い写真家たちの活動と表現を広く紹介してまいります。