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9月28日開催 フォトグラムワークショップ を終えて

今回が清里での最後のWSとなりましたが、講師をつとめていただいたのはYPOBの西村陽一郎氏。
「暗室で初めて自分の手のフォトグラムを作ってものすごく感激した」という
西村氏は、フォトグラム技法による作品制作/発表を長年続けており、
その作家から直接学ぶことを楽しみに、参加者が集まりました。
「フォトグラムをやってみたくて、WSを探していた」という方や
「西村さんの個展を見たことがあり、やってみたいと思った」、
「学生時代に暗室の授業を受けて、とても感動したので、子どもにも
その経験をして欲しくて」など、受講動機はさまざま。

ほぼ全員が暗室は初めて。「暗室って面白いですね!またやりたい」という声を多く聞く事ができ、皆さんのワクワクが強く伝わってきました。
暗室の楽しさと、自由に絵作りができる楽しさ、ダブルの面白さがフォトグラムなのです。
短時間でしたが、夢中になって制作するみなさんの姿にスタッフも感動。
みなさんのイマジネーションが小さなプリントのうえをかけめぐり、生まれた作品をどうぞご覧ください。

 



⚫︎参加者の皆さまの作品

10.2(木)清里フォトアートミュージアムにて最後のライブ中継イベント

 
公式サイトにて発表いたしましたとおり、清里フォトアートミュージアム(KMoPA)は、数年後に山梨県内の富士河口湖方面に移転することを決定し、来る10月13日(月・祝)の開館30周年記念展最終日17:00をもって、現住所での活動を終えることといたしました。
記事はこちら「清里フォトアートミュージアムより ―移転のお知らせ―」
 
つきましては、遠方でご来館が叶わない方々のために、ライブ中継イベントを開催する運びとなりました。
写真評論家の飯沢耕太郎さんと、当館の山地裕子学芸員が展覧会場をまわりながらトークを行い、視聴者のみなさまからの質問に直接おこたえする「リアル参加型」です。
 
有料イベントではございますが、お申込みいただいた方全員に見逃し配信も利用いただけますので、ぜひ下記より詳細をご覧くださいませ。
開催概要(LocalKnowledge): https://www.localknowledge.jp/2025/08/2063/
 
●開催日時:10月2日(木)18:00~20:00
●出演:飯沢耕太郎(写真評論家)×山地裕子(当館学芸員)
●お申込み期限:10月2日(木)昼まで

 
 

清里フォトアートミュージアム開館30周年感謝式典

清里フォトアートミュージアム開館30周年感謝式典を終えて
―移転のお知らせ―

 
去る2025年9月6日(土)、清里フォトアートミュージアム開館30周年を記念し、約160名の列席者をお迎えし、感謝式典を催しました。
 
当館展覧会作家の桑原史成氏、西村 豊氏、志鎌 猛氏、山本昌男氏、そして北野 謙氏、秋田大輔氏、有元伸也氏、元田敬三氏をはじめとするヤング・ポートフォリオ(YP)作家、多くの写真関係者が駆けつけてくださいました。
 
開式は、昨年逝去した初代館長・細江英公のあとを引継ぎ館長に就任した写真家の瀬戸正人より、ご挨拶申し上げました。
 
 

【清里フォトアートミュージアム 開館30周年感謝式典】

清里フォトアートミュージアム開館30周年感謝式典
 

第一部 ホールにて

開式
清里フォトアートミュージアム開館30周年感謝式典
館長 瀬戸正人 ご挨拶
清里フォトアートミュージアム開館30周年感謝式典
来賓ご紹介
 
「30年の歩み」 山地裕子学芸員
清里フォトアートミュージアム開館30周年感謝式典
 

ご祝辞 *以下、敬称略
沈 昭良(写真家/台湾)
清里フォトアートミュージアム開館30周年感謝式典清里フォトアートミュージアム開館30周年感謝式典
デボラ・クロチコ(サンディエゴMOPA名誉館長/アメリカ)
清里フォトアートミュージアム開館30周年感謝式典清里フォトアートミュージアム開館30周年感謝式典
ジョン・ジェホン(テジョン・フォトフェスティバル組織委員長/韓国)
清里フォトアートミュージアム開館30周年感謝式典
 

ガーデンテラスにて

清里フォトアートミュージアム開館30周年感謝式典
乾杯 望月 明(当館常任委員・委員長)
清里フォトアートミュージアム開館30周年感謝式典清里フォトアートミュージアム開館30周年感謝式典
 
歓談
清里フォトアートミュージアム開館30周年感謝式典清里フォトアートミュージアム開館30周年感謝式典
清里フォトアートミュージアム開館30周年感謝式典清里フォトアートミュージアム開館30周年感謝式典

清里フォトアートミュージアム開館30周年感謝式典
有元伸也(写真家)
清里フォトアートミュージアム開館30周年感謝式典

 

海外の写真家5名からのビデオメッセージ

クー・ボンチャン(YP選考委員/韓国)
清里フォトアートミュージアム開館30周年感謝式典
ハンネ・ファン・デル・ワウデ(YP作家/オランダ)
セルゲイ・レベディンスキー(YP作家/ウクライナ)
ピョートル・ズビエルスキ(YP作家/ポーランド)
ロザンナ・サロニア(YP作家/イタリア アメリカ在住)
 
 
清里フォトアートミュージアム開館30周年感謝式典

太田菜穂子(キュレーター)
清里フォトアートミュージアム開館30周年感謝式典
スコット・ライアン・クリンガー
(パロマー・カレッジ写真学科准教授/アメリカ)
清里フォトアートミュージアム開館30周年感謝式典
桑原史成(写真家/YP選考委員)
清里フォトアートミュージアム開館30周年感謝式典

 

第二部 ホールにて

ヤング・ポートフォリオ作家よりご祝辞
中藤毅彦(写真家)
清里フォトアートミュージアム開館30周年感謝式典清里フォトアートミュージアム開館30周年感謝式典
G.M.Bアカシュ(写真家/バングラデシュ)
清里フォトアートミュージアム開館30周年感謝式典
ラファル・ミラフ(写真家/マグナム正会員/ポーランド)
清里フォトアートミュージアム開館30周年感謝式典
ご挨拶
西川勢二(真如苑・教務長/当館常任委員)
清里フォトアートミュージアム開館30周年感謝式典
 

式典の最後に、当館・常任委員の西川勢二より、清里フォトアートミュージアムの移転計画が発表されました。
清里フォトアートミュージアム開館30周年感謝式典
清里フォトアートミュージアム開館30周年感謝式典
 

<2025年9月6日 発表事項>

・移転先は、山梨県内の河口湖畔で、オープンは数年先の見込みです。
・現在の清里の施設につきましては、解体をせず活用する方針です。
・35歳以下の若手写真家を支援する公募「ヤング・ポートフォリオ」(YP)は、移転準備期間中も継続して募集を行い、他所にて展覧会を開催予定です。募集の詳細は、2025年11月に当サイトにて発表いたします。
・清里フォトアートミュージアムの現住所における展覧会は、2025年10月13日(祝・月)17:00をもって終了とさせていただきます。
 
清里フォトアートミュージアム開館30周年感謝式典
初代館長・細江英公の先見性に富んだビジョン、そして栗生 明氏の設計による素晴らしい空間、森に囲まれたロケーションに恵まれ、30年の長きにわたり清里フォトアートミュージアムの活動を継続できましたことは、国内外の写真家のみなさまのお力添えがなければなしえないことでした。そして展覧会・巡回展、イベントやワークショップなど教育普及活動に協力いただきました写真関係のみなさま、足しげく来館くださいましたお客さま、当館を受け入れあたたかくお見守りくださった地元・北杜市のみなさま、長年にわたり社会交流基金にて支援を賜りました宗教法人・真如苑に心より感謝し、厚く御礼申し上げます。
 
今後の詳細は、随時当サイトにて発表してまいります。
ご理解のほど何卒よろしくお願い申し上げます。

 
 
閉式後
清里フォトアートミュージアム開館30周年感謝式典清里フォトアートミュージアム開館30周年感謝式典

栗生 明(建築家)
清里フォトアートミュージアム開館30周年感謝式典
デボラ・クロチコ(サンディエゴMOPA名誉館長/アメリカ)
清里フォトアートミュージアム開館30周年感謝式典
松本徳彦(当館運営委員)
清里フォトアートミュージアム開館30周年感謝式典
左から2番目、西村 豊(写真家)と当館スタッフ
清里フォトアートミュージアム開館30周年感謝式典
清里フォトアートミュージアム開館30周年感謝式典
左から元田敬三(写真家)、北野 謙(写真家)
清里フォトアートミュージアム開館30周年感謝式典

清里フォトアートミュージアム開館30周年感謝式典

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