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8月24日(日) トーク・イベントのお知らせ 山元彩香✕楠本亜紀

 
 

KMoPA開館30周年記念展「写真と肖像 顔から風景へ」のメイン・ヴィジュアルの作者、山元彩香氏。
本作は、2017年度ヤング・ポートフォリオ(YP)で購入・収蔵したもので、この年の選考委員は、上田義彦氏と韓国のクー・ボンチャン氏、そして細江英公でした。

 

山元氏は当時のアーティスト・ステートメントに「主にロシアやバルト三国、東欧諸国の地方に1人で赴き、被写体も衣装も場所も現地で決定し、撮影した」と記されています。なぜ、そうした撮影の方法をえらんだのか、山元氏が作品化したかったものは何か。撮影のプロセスで得たものは?
本展のキュレーターであり、山元氏の作品を展覧会の“顔”に選んだ楠本亜紀氏が、山元氏と語りながら、その謎を読み解きます。
夏の締めくくりにふさわしいトーク・イベント、ぜひ清里にご来場ください。

 

*クレープのキッチンカーは、12:00~16:00に出店いたします。

 

みなさまのご来館をお待ちしております。

8月10日(日) トークライブのお知らせ

 

K*MoPAガーデン 写真の森 トークライブ

日 時:2025年8月10日(日)14:00~
参加料:入館料のみ(北杜市民は無料)
※事前の予約は必要ありません。

「写真の森」展にご出展いただいている多数の作家の方々に、Takako Noelさんと瀬戸がお話を伺いながら、トークを進めてまいります。

本トークは当館Instagramにてライブ配信を予定しています。どうぞお楽しみに。

 

 

登壇者:
2025/8/5現在

瀬戸正人館長
Takako Noel

林 歩
TORIYAMA Yuko 鳥山優子
佐野文崇
Stefan Dotter
平野淳子
小西拓良
島崎 崇
森下博子
サトウタケヒト
卯月梨沙
森本眞生
Tom Burke
原智恵子
木我紗奈
今田耕太郎
山本田鶴子

*登壇する屋外展示作家は、今後追加の可能性があります。作家名一覧は随時更新いたします。

追悼 内藤正敏氏

 
「時間泥棒連合(じかんどろぼうれんごう)、略してトキドロレン(時泥連)は、
ヒトの時間を泥棒することを生業としている。
 
トキドロレンは、とても楽しそうにしているヒトの時間を、
ちょっとばかり拝借して、楽しい気分になったり、とても苦しそうにしているヒトの時間を奪い取って、そのヒトの苦しみを少しでも和らげようと、日々働いている。
 
ここ清里フォトアートミュージアムに集いしトキドロレンの精鋭たち・〝トキドロレンジャー″は、コロナ禍で辛い思いをしているヒトたちが幸せな時間を取り戻せることを祈りながら、今日もあちらこちらの街でヒトの時間を盗んでいるのである。」

 
 
 
2000年(第6回)ヤング・ポートフォリオ(YP)選考委員をおつとめくださった写真家の内藤正敏氏が、去る7月9日に逝去されました。心よりご冥福をお祈り申し上げます。
 
上記の文章は、2020年秋当館公式サイトのコンテンツ「ヴァーチャル美術館」を立ち上げの折、内藤氏に当館収蔵作品の<トキドロレン>(5点)と、直筆文の掲載許可を得るため連絡を差し上げた際に、内藤氏がご息女を通じてお寄せくださったもの。ちょうどコロナ禍の最中でした。
 
<トキドロレン>と、当館の開館記念図録用に執筆くださった内藤氏直筆の文章は、
https://www.kmopa.com/virtual/ にてご覧いただけます。
 
 

内藤正敏《トキドロレン》1962-63年 Ⓒ Masatoshi Naito
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