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8.14(日)自然写真家・西村 豊 ギャラリー・トーク

自然写真家・西村豊 ギャラリー・トーク

「八ヶ岳の森から – 心に残るたからもの」展

〜展示中の代表作・ヤマネと近作を語ります〜

■■■ 8月14日(日)13:00~14:00 ■■■

会場:清里フォトアートミュージアム

参加費:入館料のみ(高校生以下無料)

★予約不要 開始10分前に受付にお集まりください。

「ヤマネ 1986年1月」©西村豊 ネイチャーフォト・プロダクション

 

八ヶ岳山麓をフィールドに40年活動してきた、自然写真家・西村豊さん。

展示中の代表作<ヤマネ>や、

近作の撮影エピソードなど、楽しく軽妙なトーク!

「霜の花」©西村豊 ネイチャーフォト・プロダクション

親子でもおひとりでもお楽しみいただけます。

 

「虹色に輝く飛行機雲」©西村豊 ネイチャーフォト・プロダクション

 

 

西村  豊 写真集『ヤマネ―森に棲むもの』表紙  /  写真Ⓒ西村豊 ネイチャーフォト・プロダクション

 

ぜひ清里フォトアートミュージアムにご来場ください。

そして素敵な夏休みになりますように!

 

「八ヶ岳の森から – 心に残るたからもの」展

会期:7月16日(土)~8月31日(水)

詳細はこちら

https://www.kmopa.com/category/press/

 

「原点を、永遠に。」展 30分間のミニ・ギャラリー・トークを終えて 

7月31日(日)11:00~11:30 / 当館展示室にて

写真の始まりは19世紀のピクトリアリズム(絵画的写真)から―。

そして、当館の基本理念の一つでもある「プラチナ・プリント」から―。

サットクリフ、エドワード・ウエストン、スティーグリッツなど、19世紀、20世紀初頭の作品前で解説をする副館長の瀬戸正人。

「人間は、カメラによって初めて”ボケ”を知ることになりました。そして、絵画にその技法を持ち込むことにもなったのです」

その後、ドアノー、ブラッサイ、戦争と報道の時代のロバート・キャパ、ユージン・スミス、移民の視線でアメリカを捉えたロバート・フランクへ。

さらに戦後日本の写真に大きな転換をもたらした東松照明、細江英公、森山大道作品を語り、写真家が海外へ自由に撮影にいくことが可能になった時代の野町和嘉、藤原新也、さらに様々な技法を駆使しつつ作家のイメージや内面の表現など、新たな進化をとげている21世紀のヤング・ポートフォリオへ。

    

「原点を、永遠に。」展<9月25日(日)まで>にて公開中の全153点から副館長の瀬戸が約10点をピックアップし、作品とその時代背景、写真家の思いを語った30分でした。

<参加者のご感想は・・・>

●「初めてここに来ました。トークがわかりやすく、とても楽しい時間を過ごせました。」

●「写真を始めたのはまず画家だった、ということを初めて知りました。19世紀から21世紀までの時間旅行のようでした」

●「写真は、メインの人やものだけでなく、そこに写されているものすべてを見て、時代を感じることができるんですね。写真や絵画の見方を教えていただき、芸術鑑賞が好きになりそうです」

 

参加いただいた45名のお客様、誠にありがとうございました。

次回のご来館を心よりお待ちしております。

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7月31日(日)第三回高校生写真ワークショップを終えて

13:00~15:00 / 当館エントランス・ホールにて

3月、5月、7月に当館が初めて開催した「高校生写真ワークショップ(WS)」。

生徒たちが日頃撮影したデータを当館に持参いただき、一人ひとりの作品について、副館長の瀬戸正人が講評を行いました。

瀬戸 「写真を撮るということは能動的に見えますが、実は受動的な面もあるのです。

みなさんは『自分が撮った』と思うかもしれない。でも肉眼ではとらえきれないものは、カメラが写している。半分はカメラが撮ってくれているんですね。そこが写真の面白いところです」

瀬戸 「撮影する僕たちには『自分がこの世界の第一発見者になるんだ!』という気概があればいい。感動の発見者、妄想の発見者でもいい。ただ撮影してもつまらない。撮ろうとしているもの(被写体)に負けないくらい大きな妄想を抱く。その妄想が自分の世界観となって作品に表れるんですね」

瀬戸 「芸術とは、自分が感動するためのもの。誰かが感動してくれたら嬉しいけれど、基本的には役に立たないのが芸術。誰も感動してくれなくたっていい。無駄なようでも、何かやりたいことがあったら、どんどんやってみるといいと思いますよ。芸術に良い悪いはない。実験に失敗はない。みんなちがって良い。そう思って前に進んでください」

<参加した高校生の感想は・・・>

●「芸術は役に立たない、自分が感動するためにつくる、という言葉が衝撃的でした」

●「WSに3回参加して変わったのは、以前よりすごく自由に写真が撮れるようになったことです。第一発見者になるのは楽しいと思う。そういう姿勢で写真を撮っていきたいと思いました。高校3年生なのでこのWSは最後ですが、とても楽しかったので、卒業しても参加できたらいいですね」

第1回~3回のワークショップに参加した高校生の作品を、当館エントランス・ホールに展示いたします。瀬戸副館長の指導のもと、高校生たちが協力して展示作業も行う予定です。

 

展示公開(予定):2022年10月15日(土)~12月4日(日)

「2022年度ヤング・ポートフォリオ」展と同時期に開催

会場:清里フォトアートミュージアム エントランスホール

展覧会タイトル(瀬戸正人命名):「旅しないカメラ」

 

 

高校生写真ワークショップ/講師 写真家 瀬戸正人

https://youtu.be/fDGNIB1R2p8

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