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KMoPAガーデン 写真の森

 
<屋外展示のお知らせ>
 

展示風景のイメージ画像。森の中に約2m四方の写真作品が複数、ターポリン(横断幕やテントに使われるシート)になってロープで張られ、展示されている
瀬戸正人副館長の写真。ハットを被り、黒ぶち眼鏡、ヒョウ柄の半そでシャツを身に着けている

瀬戸正人副館長

 

KMoPAガーデン 写真の森
2025年3月20日(木・祝)〜10月13日(月・祝)

*ただし、6月16日(月)〜7月4日(金)は展示入れ替えのため休館

 
 

KMoPAは、八ヶ岳南麓の深い緑と澄んだ大気につつまれた、標高1000メートル地点にあります。開館30周年を記念し、初めて写真による屋外展示「写真の森」を行います。瀬戸正人副館長が、当館の収蔵作品をはじめとする写真作品を選び、緑あふれるKMoPAガーデン内の森に展示します。光と影、そして森を抜ける風のなか、写真はどのように見えてくるのでしょうか。

 
 
 

写真の森 展示作家
2025/3/24現在
 
<テラス内>
細江英公初代館長
森山大道
北島敬三
金村修
瀬戸正人副館長
 
<ガーデン>
赤木遥
鵜川真由子
飯田エリカ
梅津なつき
小林マコト
佐藤圭司
佐野文崇
周褐褐
Takako Noel
殿村任香
TORIYAMA Yuko
原千恵子
吉田祥平
渡部さとる
 
*五十音順

*展示作家は、今後追加の可能性があります。作家名一覧は随時更新いたします。

 
 
 

■会期中のトークイベントなど、詳細は当館ウェブサイト kmopa.com にてご確認ください。

YP選考委員が若手写真家に直接講評!
YP2024レセプションの動画を公開


2024年11月3日(日・祝)に当館で開催しました2024年度ヤング・ポートフォリオ(YP)レセプションの動画を公開いたします。
 

https://youtu.be/z7mKNePJGmk

24’ヤング・ポートフォリオ レセプション/ 今道子 × 百瀬俊哉 × 瀬戸正人  
 
2024年度に購入した22人のうち、当日出席した10人の写真家に対して、選考委員の今道子、百瀬俊哉、瀬戸正人が直接講評を行った貴重な記録映像です。ぜひご覧ください。

11/4(月祝)、KMoPA初のポートフォリオ・レヴュー

 
KMoPA初開催のポートフォリオ・レヴューに、朝10:00~午後3:00まで、16歳から34歳の12名の方が、茨城県、千葉県、東京などから作品を持参されました。
講師は2024年度ヤング・ポートフォリオ選考委員の今道子氏&百瀬俊哉氏と、瀬戸正人。2つのテーブルに分かれ、合計40分のレヴューを受けていただきました。
 
 

百瀬俊哉氏(左)

 

副館長・瀬戸正人

 

今道子氏

 
 
持参された30~40枚の作品に対しては、年齢を問わず、ほとんどの方がしっかりとプレゼンテーションをされた印象でした。
 
講師からは「まだまだ撮影の量が足りていない」「作品のサイズに大小の幅をもたせて変化をつけては」「もっと作品のセレクトに注意を払い、余計なものをそぎ落としてイメージを明確に」といった具体的な指摘もありましたが、若者には励ましのことばを、すでに世界観を確立している方には作家には、次のステップに踏み出す呼び水となるような、オーダーメイドのアドバイスが聞こえてきました。
 
 

 

 

 
 
<参加者の声>
「先生方にさまざまなご意見・ご指摘をいただき、新しい発見や方向性のずれなどが確認できたことで今後の制作により一層力を入れなければという思いが強まりました。また、他の方のレヴューやヤング・ポートフォリオ展を見ることはとてもよい刺激となりました。」
 
「今年から作品づくりとしての写真制作を始めたため分からないところや不安が多かったのですが、人に見せて批評してもらうということの大切さを身をもって知ることができたと思います。」
 
「写真そのものだけでなく、今後の撮影やプランニングについてアドバイスをいただけて、また明日からの活動をより迷いなく行えるようなものでした。早速実践して、次年度のYPや公募に生かしていきたいと思います。」
 
「(前略)時間がない中で写真をまとめて持って行ったため、個人的には「厳しくダメ出しされるだろうな」と思っていたものの、選考委員の方々に前向きにご意見いただけて、とてもうれしかったです。自分の自信にもつながり、今後もしっかりやっていこう、来年のYPもちゃんと応募しよう、という気持ちになれました。今回3人の選考委員の方々とお話ができて、自分の良いところ、得意なところをこれからガンガン伸ばしていきたいな、と思うことができました。本当に参加してよかったです。ありがとうございました!」

 
 

 

 

 
 
<講師の声>
今道子氏
「(レヴューは)全然疲れませんでしたよ。とても面白かったし、刺激になりましたね」
 
百瀬俊哉氏
「もう可能性しかない、羨ましいな! と思うような参加者もいました。かなり良いところまできている作家も数名いて、彼らの今後が楽しみです」
 
副館長・瀬戸正人
「すぐに個展を開けるようなレベルの作家もいましたね。みなさんには、ぜひ、来年のヤング・ポートフォリオに応募いただきたいと思います」

 
 

 

 
 
多くの学びと覚醒がみられたKMoPAのポートフォリオ・レヴュー。
思い切って参加くださったみなさま、本当にありがとうございました。時期は未定ながら、来年以降も開催したいと思っています。ご都合により今回の参加を見送られた方は、引き続き当館のSNSにご注目のうえ、ぜひ次回に備えていただければ幸いです。

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