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開館20周年記念展「プラチナ・プリント収蔵作品展:永遠の時、きらめく」開催中

開館20周年記念展の第3弾は、「プラチナ・プリント収蔵作品展:永遠の時、きらめく」。KMoPAは、開館時より、すべての写真技法の中で最も保存性が高く、優美な色調を持つ「プラチナ・プリント」に着目し、作品を収集して参りました。当館の「ヤング・ポートフォリオ」と「プラチナ・プリント」は、世界でもユニークなコレクションとして内外で注目されて参りました。これまでに収蔵した約600点のプラチナ・プリント作品の中から選び抜いた約130点をご覧いただきます。

会期中の11/7・8にはプラチナ・プリント・ワークショップも行います。暗室は初めてという方も大丈夫。印画紙作りから、現像までを実際にやってみると、写真を見る楽しさも必ずアップするはず。決して古くはならない古典技法を体験するチャンスです。また、会期中には、恒例の「星をみる会」も行います。

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KMoPAエントランスの超大型カメラが稼働中!

正面入り口脇に鎮座している超大型カメラの全身ショットを初公開いたします。カメラは油圧式の台に乗っており、キャスターも付いているので、移動が可能。ですが、大変危険なので、通常は下半分を囲っています。

正面入り口脇に鎮座している超大型カメラの全身ショットを初公開いたします。カメラは油圧式の台に乗っており、キャスターも付いているので、移動が可能。ですが、大変危険なので、通常は下半分を囲っています。

 

正面入り口脇に超大型カメラが鎮座していることをご存知でしょうか?あまりに大きいので、これがカメラだということが一目でわからない場合もあるかと思います。

9月23日、YPOBの北野謙さんが、製作中のシリーズ《六ヶ月太陽》(仮題)のテスト撮影を行うため、初めてこのカメラが稼働!《六ヶ月太陽》とは、冬至から夏至までの地球の自転に伴う太陽光の光跡を地平線とともに長時間露光するというプロジェクトで、今後少なくとも国内10カ所以上にカメラを設置する予定です。

 

 

 

 

 

 

 

 

ちなみにこのカメラとレンズはダグラス・ブッシュ氏(米)の手作りで世界に2台のみ。細江英公館長が撮影に使用し、美術館寄託となっているカメラです。(1987年製)レンズの焦点距離19インチ、最小絞りf256、フィルムサイズは20×24インチというもの。ピントを合わせるのも、ホルダーにフィルムを装填するのも二人がかりです。ガラスの映り込みを避けるため、全身を暗幕で覆った姿はなんと「カメラの妖怪」。今回のテスト撮影は3日間で、土曜日に館内の暗室で現像です。さてどうなりますか・・・

開催中の「未来への遺産」をご覧になった北野さん。「キャパもケルテスもシーモアも若いときから何度も見た気でいたけれど、歳とってみるとすごくいい。彼らが撮った年齢が今の自分と同じ。そのすごさを若いときの20倍感じます。」と、印象を語ってくださいました。本展はいよいよあと5日!「妖怪」もみなさまのお越しをお待ちしています。

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カメラを真東に向けるため、外へ目印をセットする北野さん。

カメラを真東に向けるため、外へ目印をセットする北野さん。

巨大なレンズにフィルターを挟みます。

巨大なレンズにフィルターを挟みます。

20×24インチのフィルムホルダーを持つ北野さん。

20×24インチのフィルムホルダーを持つ北野さん。

当館の暗室内でフィルムの装填をシュミレーションする北野さん。暗黒の中で手探りの状態のため、真剣に手順を確認。結局一人では無理だとわかり、二人での作業となりました。

当館の暗室内でフィルムの装填をシュミレーションする北野さん。暗黒の中で手探りの状態のため、真剣に手順を確認。結局一人では無理だとわかり、二人での作業となりました。

フィルムをカメラにセットし、引き札をそうっと抜いて、露光開始!

フィルムをカメラにセットし、引き札をそうっと抜いて、露光開始!

カメラの全身を黒い布でくるんだ姿はまるで「カメラ妖怪」。(写真右から北野さん、KMoPA山地、KMoPA田村)

カメラの全身を黒い布でくるんだ姿はまるで「カメラ妖怪」。(写真右から北野さん、KMoPA山地、KMoPA田村)

K・MoPAチャリティ・ライブ2015「いのちの響きをつむいで」開催

昨日、9月12日(土)午後2時より、第16回目となるK・MoPAチャリティ・ライブ2015「いのちの響きをつむいで」を行いました。ウォン・ウィンツァンさんと鈴木重子さんによる全12曲とお二人の楽しいトークであっという間の2時間となりました。

_DSC1315-2 のコピー約130名のお客様を御迎えし、会場は満席。お天気にも恵まれ、会場の音楽堂は扉を解放し、蝉の鳴き声と天然の涼風が流れるなか、透明感溢れる鈴木重子さんの歌声とウォンさんの優しいピアノ、すべてが響き合った豊かな時間となりました。

演奏前に、開催中の「未来への遺産:写真報道の理念に捧ぐ」展をご覧になったお二人は、写真からとても大きなインスピレーションを受けられ、鈴木さんは、ライブ中に「一枚に一時間かけて見たいぐらい素晴らしい写真。」「命は大切なもの、美しいもの、はかないもの。争いのない世界となる日まで歌い続けたい」とコメント。ご来場のお客様からも「生まれて初めて自分の心が音楽と一体になった気がしました。」など、素敵なメッセージを多数頂戴し、お二人の平和への思いは、多くの方の心に響いたことがスタッフにもしっかりと伝わってまいりました。

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写真と音楽、風と音の波動、演奏者と共鳴しあう心、すべてが一体となって生み出されるエネルギーに満ちた時間と、チャリティの趣旨にご賛同いただいたウォンさん、鈴木さんにあらためて感謝申し上げます。本ライブの収益は、50%を写真家・井津建郎氏主宰のラオスの小児病院、50%を東日本大震災の被災者支援団体「いのち・むすびば」に寄付させていただきます。

ライブ終了後に行った開館20周年記念の抽選会では、現在当館にて学芸員実習中の能城愛さん(横浜国立大学4年)にもご協力いただきました。お疲れ様でした!

半券を引く鈴木重子さん(中央)とお手伝いくださった学芸員実習中の能城愛さん(左)

半券を引く鈴木重子さん(中央)とお手伝いくださった学芸員実習中の能城愛さん(左)

 

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